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JET SETのコラム4

mig Riow Arai: TEXT EDIT STYLE: END EDIT STYLE | Record CD Online Shop JET SET

既に配布されてるJET SETのフリーペーパー「GATE」で連載している‘TEXT EDIT STYLE’ TEXT BY: RIOW ARAI、「END EDIT STYLE」。なお、連載は今回で最終回になります。

この連載は全4回ということらしく、いきなり最終回を迎える。4回で終わるなんて知らなかったなぁーということで、勝手にまだまだ続くと思っていたのだが、正直ネタにも困っており、前回はModeDownの宣伝までさせてもらって(ハイ、おかげさまで良いイベントになりました!)、以後僕の日々の活動を最も安直な形で書き連ねるのも、この連載に相応しいのかどうか、諸々逡巡していたところなので、まぁちょうどいいのかもしれない。などと、まだまだ字数が足りないので(最後まで字数の話か?)、これも運命だと思って諦めるというようなシンプルな納得の仕方をするわけにもいかず、今回もキッチリ(バッチリでも何でもいいけど)書かねばならない。しかし、4回で終わると知ってたら1〜2回目の内容はああは書かなかったかもしれない(バックナンバー参照)。この連載のタイトル通り、もっと支離滅裂なテキストで突っ走りたかった。内容なんてなくて良かった。テーマなんかなくても良かった。ちなみにチャーリーは別にチョコレート工場に行かなくても良かった。宇野誠一郎とかちあきなおみとかテーマを決め過ぎ、あれでも妙にまとめ過ぎてしまった感がある。そもそも最終回とは知らず今回は時として音楽を離れて、最近読んだ本のことなど書こうかなと思ってた(結局テーマあり?)。そのうちの一冊『ぼくたちの七〇年代(高平哲郎・著)』を読み終えたところで、関連からその次に初期宝島繋がりで植草甚一の本を、しかしまだ氏の本は一冊も読んだことがなくJAZZとかあんま興味ないのでやっぱり読む気もなく、それよりも「笑ってる場合ですよ」の企画は当初タモリの司会で始めようとしていたという、小さな衝撃(小撃または笑劇)があり、既に「笑っていいとも」が始まるのは時間の問題であったというこの事実。「THE MANZAI」の前にタモリ司会で東西の漫才が激突(衝突でも可)する番組がTBSで放送されていたというこの事実。こういったネタは長くなりそうなので、閑話休題。次に読んでいるのは『平凡パンチ1964(赤木洋一・著)』。と、まぁそうやって60〜70年代に興味を持ってタイムスリップして15年位経つわけである。世代的に80年代が青春(という言葉は嫌いだが)なんであるが、15年前というと自分が20歳になった時で90年代の始まり、既にリアルタイムな文化には興味が薄くなった時である。生存してはいたものの記憶に薄い70年代、そして最も近い見知らぬ過去の60年代、簡単に言うとノスタルジィ、オヤジィ、なのかもしれないが、サブカル(メインは何?)の最盛期であることは誰もが納得するだろうし、この辺の時代に興味あるなんて極めてノーマルなわけで、殊更強調(四字熟語ではない)するわけでもない。例えば昔のTV番組が見たい、スカパーでは限界がある(というか同じものを繰り返しやる)、DVD化されるのもごく一部、NHKライブラリーにいちいち通って見るほど暇でもタフでもない。iTMSが日本でも始まって、これが単純に音楽ライブラリーだとしたら映像でこういうのがあればいいなと思う。いちいちDVD化するようなものでもない番組(CM含めて)はデータ配信でいいのでは? ビデオレンタルも配信する時代、ソフト化という言葉も死語になるかもしれない。しかしそこには権利という名の壁がある。今度はその壁をつたって『封印作品の謎』や『放送禁止映像大全』などを読んでみる。或いは日本の壁にブチ当たりたくなって『下山事件』を読んでみる。読んでみたところで壁が砕けるわけでもないので単なる読書、ということで大きな世界の中の一人の人間ということで終わる。ああ、最終回は読書記か、いやいや、或いはフィルムの所在が不明とかそういう話題もいいけれども。まだ続くと思って書いた原稿が出版社の都合で休刊になってそれっきりとかはよくあることでしょう(今回そういった人知れずな終わり方も良かったけれども)。作者の意志と関係なく勝手に最終回と書いてあったり、最終回のつもりが次週も続くと書かれたマンガだってある。逆に最終回なのに何気なく終わるドラマは今の視聴率偏重主義の時代では難しい。だから人が死んだりする。結ばれたりする。手錠をかけられたりする。意味なく走ったりする。なんとなく泣いてみたりする。泣いてる相手を見て微笑んで頷いて何か納得したフリをする。気がついたら周りの人間が誰もいなくなってたりする。急に雨が降り出したり、急に夜が明けたりする。急に空撮になって街を写したりする。ヘリを使って予算が足りなくなり、撮影が間に合わなくて、シナリオの残りをナレーションに託したりする。自らが旅立ったりする。旅立ったつもりが飛行機に乗り遅れて空港のカフェでコーヒー飲んでたらトイレに行きたくなって大の方へ入り、壁には「改革を止めるな。」の落書き… と、こういったとりとめもない内容をひたすらに書き続けることが、この連載の本来の目的でもあったわけでした。ありがとうございました。ModeDownはまだまだ続きます。