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NOW RECORDING 3

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rough machine“リリース時のサンレコのインタビューではいくつ位のネタ(サンプル数)を用意して作るかという話があって数えたりしてなかったものだから、うろ覚え(憶測)で答えてしまって悔いが残った経緯もあり、この面倒臭いサンプリング作業が終わって今回におけるおおよその数はわかったので、その事について。まずMac上にネタを集めて加工&チョップでrx2ファイルが今回600ファイルになった。600という数は意味はなく、集めて作業した結果の数字。各々のファイルはネタにより1個だったり120個以上にチョップされてたりと様々だ。その各ファイルをS3000XLにSCSI転送していくわけだが、当然ながら600ファイル分を一度には転送出来ない。サンプラーのメモリとrx2ファイルのチョップされてる数によって転送されるサンプル数が変わるのを前提とし、1回の転送は何故か92サンプルと決まってるので、例えば120個(サンプル)にチョップされてるファイルであれば2回に分けて転送する必要がある。それでS3000XLに150個くらい転送したら、1個ずつ再生してSP1200にサンプリング。SP1200に4個サンプルしたら、そこで1セット。何故4個しかサンプリングしないかと言えばSPが1サンプル最大2.5秒なので1つのサンプリングタイムを全て2.5秒に設定しており、計10秒しかサンプリング出来ないので4個サンプリングしたらASRにサンプリングしていくという流れ。単純に150個のサンプルを消化するには、これを37回ほど繰り返さないとならないが150個すべてSPにサンプリングするわけではない。S3000XLをプレイバックしながら必要のないと判断した音はSPにサンプリングせず飛ばしていく。SPからASRにサンプリングは49鍵の白鍵だけにアサインしていくので29個サンプリングで1プログラム。600ファイルの各平均10〜20チョップとしておおよそ6000〜12000個のサンプルから最終的にASRに残ったサンプル数は29個x96プログラムでサンプル数は3000個近く。それでも各サンプルの長さは長くないので、ZIP100MBが2枚で足りる。この作業に1ヶ月を費やした。さらにここから実際にトラックに使われるサンプルは未知数だが半分以下と思われる。ということで、いざザーッと書いてみるとこの行程を誰でもわかるように文で表すのが難しい。本来ならば機材のこととかに詳しくない人が読んでもわかるようなのが理想でした。